化粧品の成分を見ているとヒアルロン酸とコラーゲン配合と表示されていて、どちらも保湿に効果がある事は知っていてもヒアルロン酸とコラーゲンの違いがよく分からないという人もいるのではないでしょうか?
簡単にこれらの違いについて説明したいと思います。
ヒアルロン酸とコラーゲンの共通点
まずヒアルロン酸とコラーゲンの違いを説明する前に共通点について説明したいと思います。
体内で存在する場所がどちらも軟骨や真皮に存在するという点は同じです。
そして真皮にヒアルロン酸やコラーゲンが存在するおかげで肌はハリと弾力を保つ事が出来るのです。
美肌やアンチエイジング効果があると注目を集めヒアルロン酸やコラーゲン配合の化粧品がたくさん売られています。
ヒアルロン酸とコラーゲンの違い
ヒアルロン酸はアミノ酸を含む多糖なので体内で単体のまま存在する事が出来ません。
コラーゲンはタンパク質なので保水作用がありません。
つまりお互いの性質の違いを生かして、足りない部分を補っているわけです。
肌の真皮は70%がコラーゲンです。
コラーゲンは弾力性が高く繊維状の組織なので細胞同士が結合しヒアルロン酸がコラーゲンの間に入り込み水分の保持をする事で肌は乾燥を免れる事が出来るというわけです。
一緒に協力して働いているためにヒアルロン酸とコラーゲンの役割はよく似ていて、2つの違いって何?と混合してしまう人が多いというわけです。
確かにヒアルロン酸だけ、コラーゲンだけ摂取するよりも、どちらも体内で同じ時期に作られる量が減少し不足してしまうのでどちらも配合されてる化粧品を購入する方が保湿には効果的だと言えるでしょう。
ヒアルロン酸もコラーゲンも元々体内にある成分なので摂取してアレルギー症状が出る心配もなく肌に優しい成分だと言えるでしょう。
関連する記事
← 前の記事:
ヒアルロン酸のサプリメント :次の記事 →
ヒアルロン酸注射について
ヒアルロン酸のサプリメント :次の記事 →
ヒアルロン酸注射について